多分、忘れられていたであろう私の誕生日

私が社会人1年目の新人研修の真最中で、交際7年目の彼とは遠距離恋愛になっていた頃。
私は夏まで地元には戻れなかったので、会社の本社がある関西で誕生日を迎えた。

私はその日、25歳になった。
会社の同期が誕生日会を企画してくれて、カラオケで20人以上集まってもらい、「四半世紀おめでと~!☆!」と祝ってもらった。
誕生日会には来れなかった同期の子もプレゼントをくれたり、すごく良くしてもらった。

誕生日の過ごし方は、年によって様々だった。
子供の頃なんかは、親にお誕生日会を開いてもらって、友達に祝ってもらった。
誕生日をきっかけにケーキを食べたり、プレゼント(サンリオのハンカチや文房具系が多かった)を沢山もらうことも誕生日の醍醐味だった。
親に誕生日会を開いてもらう年齢を過ぎると、自分から宣伝しないとなかなか他人から誕生日は祝ってもらえないということに気付いた。
そして、別に誕生日はケーキを食べたりプレゼントをもらうための日ではないということも知った。

だから、大人になってから大勢に誕生日を祝ってもらえるのは、人の縁に恵まれている奇跡なのだ。
大学でサークルに入っていた時も、自分の誕生日とみんなが集まるタイミングが合っていれば、大勢に誕生日を祝ってもらえて感動した。

じゃあ、みんなとタイミングが合わなくて大勢に祝ってもらえない誕生日は、幸せじゃないのか?
そうではなく、誰かに、特に大切な人に祝ってもらえれば、それだけで十分幸せだ。
私は実家暮らしなので、母親には毎年誕生日を祝ってもらった。(父親には途中から誕生日を忘れられていた。)
誕生日当日じゃなかったとしても、子供の頃の名残で、家では毎年誕生日ケーキを食べた。

彼は私の誕生日を忘れていた・・?

欲を言えば、彼氏にももっと誕生日を祝って欲しかった。
初めての彼氏とは、誕生日当日に会えたことは一度もない。
会えたのが私の誕生日の1か月後や2カ月後(彼の誕生日の月)という年もあった。
彼の誕生日まで会えなかった年は、私の誕生日プレゼントはもらえなかった。

ただ、会えなくてもメールでは毎年、向こうから誕生日をお祝いしてくれていた。
でも、私が25歳になった年は、23時を過ぎても彼からメールが来なかった。
この年は他の所で大勢に誕生日を祝ってもらっていたから寂しくなかったけど、隙を見て何度も携帯をチェックしてしまった。
23時半ごろに、「誕生日だから今、会社の同期達に祝ってもらってます(*^ω^*)」って、メールしたら、「誕生日おめでとう!」と返信してもらった。
多分、私が連絡しなかったら、彼は私の誕生日を忘れていただろう。

考えてみれば、それまでの年は彼に誕生日を忘れられるのが絶対に怖くて、誕生日の数日前にはメールで誕生日のことを自然と話題に出していたな。
だからきっと、彼も忘れなかったんだと思う。
けれども、交際7年目にはだんだんと彼の愛情を疑い初めて、「自分から誕生日のことに一切触れなくても彼は覚えてるかな・・・?」と試してしまった部分もあった。

忘れやすい状況にすると、また交際年月が長くなると、男性は女性の誕生日を忘れてしまうことが多いのだとわかった。
男性にとっては、それは愛情がなくなった訳ではなく、記念日自体をそこまで重要視してないのだと巷の噂では聞いている。
でも、女性は何歳になっても、好きな人には毎年誕生日を祝ってほしい。
付き合い始めた直後も、数年後も、ずっと愛情を言葉や態度で示してほしい。
そういう我が儘を本能的に持っている。





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