彼氏が奢ってくれることやプレゼントをくれることは、愛情や思いやりの大きさの指標になるのか

彼氏はデートの時、だいたい割り勘か、たまに多く出してくれるくらいだった。
お互い学生だったし、デートで割り勘自体は珍しくない。
むしろ、私は大学に入ったばかりの頃などは、奢ってもらうことは「相手に仮を作る」という考えもあったので、付き合うつもりのない男性が奢ってくれそうになった時に断ったこともある。

でも、大好きな彼と恋人になって5年目にもなると、いろんな人から「彼女を大事にしてくれる彼氏は○○するものだ。」という情報を耳にして、その彼氏像と自分の彼氏を比べたくなくても比べてしまうことがあった。
そうすると、今まで気にしていなかった「彼氏が奢ってくれるか」「プレゼントをくれるか」についてまで、気になり出してしまったのだ。

特に、母の世代は「男性が奢る」という感覚があったらしく、母からはいろいろ言われた。
母は若い頃、付き合っていなくても多くの男性と一回ずつ食事に行って、奢ってもらっていたらしい。(そして、二度目の約束はしない。)
もし、相手の男性が貧乏で母の財布を当てにしていた場合は、奢らずにそのままレストランに置いてきたそうだ。

私が恋人と付き合って5年目の誕生日に(80%offの)7000円くらいの海外ブランドの腕時計をプレゼントした時、母はびっくりして、「え~!そんなに貢いじゃダメよ~」と言っていた。
彼が私にくれるプレゼントは、安いでしょ?と推測され、値段ははっきりわからないけど、確かにそこまで高くはないかもしれないと思った。
クリスマスはほとんどプレゼントも貰ってないし、私の2年目の誕生日プレゼントは誕生日の頃に会えなかったせいか、流れていた。
あと、まだ腕時計をプレゼントするほど、彼と私の関係は親密には見えないそうだった。
彼はすごく喜んでいたけど…
少なくとも、私の財布を当てにする様な彼ではないと思うけど…
母は自分の過去の経験も重ねてか、心配していた。

なぜ人は、時に彼氏が奢ってくれることやプレゼントをくれることを愛情や思いやりの大きさの指標にするのだろう。
研究が忙しくなって、バイトができなくてお金がなくなると、だんだん思考がケチくさくなってきて嫌だった。

私は初めて恋人ができた時、ちょうど大学生になった年齢だった。
相手も同い年で、お互い初めてのお付き合いだったので、彼は「本当は奢りたいところなんだけど…」と言いながらも、初デートからほとんど割り勘だった。
私達の世代なら、割り勘自体はわりと普通のことになっている。
でも、私の母はバブル世代の若者なので、そんな彼に対して「ケチだ」と言っていた。
ケチだと思う理由は奢ってくれないことだけではなく、デートで行くお店がいつも安い店なのに奢ってくれないという点だった。
バブル世代の若者から見て、現代の若者は情けなく見えるのかもしれない。
恋人と長年付き合って、母や他の人からいろんなことを言われると、初めは気にしていなかった「彼氏が奢ってくれるか」「プレゼントをくれるか」に加え、お互いの金銭的投資額の差がどれくらいあるかについても、気になる様になってきた。
確かに、奢ってくれることやプレゼントをくれることはありがたいし、お金を出せる人はかっこいいと思う。
でも、「お金さえあれば女は釣れる、女とはそういうもんだ」みたいに思われるのは絶対に嫌だ。

彼氏が奢ってくれることやプレゼントをくれることは、愛情や思いやりの大きさの指標になるのか

母は、私の大学時代の彼氏のことをケチだと言っていた。
その理由は、デートはいつも割り勘で、多く出してくれても数十円単位だということ。
あと、プレゼントをくれる金額が恐らく彼が自分の趣味に使っている金額よりもずっと安いだろうということだった。
なので、私が彼に海外ブランドの腕時計をプレゼントした時、「そんなに貢いじゃダメよ~」と言っていた。

彼氏が奢ってくれることやプレゼントをくれることは、愛情や思いやりの大きさの指標になるのだろうか?
恋人関係は気持ちが一番大事なので、本当は、奢ってくれることやプレゼントをくれることについて細かく考えたくはない。
でも、現在の私の見解では、彼氏が奢ってくれることやプレゼントをくれることは、愛情や思いやりの大きさの指標に 多少は なると考えた。

このブログに登場している初めての彼氏ではなく、私の現在の彼氏は、デートの時にほとんど奢ってくれる。
プレゼントもよくくれる。
彼はまだ売れていない役者なので、収入はそれほど多くないはずだ。
でも、それだけじゃなく、私の体調のことをよく心配してくれたり、日頃から気遣いや深い愛情を感じる。
相手を喜ばせたいという気持ちをいつも持ってくれていることが、奢ってくれることやプレゼントをくれることにも表れているんだと思った。
あと、10歳近く年上の彼氏なので、精神的に余裕があるのかもしれない。
私は、どこまで甘えていいのか心配になるけど、素直に嬉しい。

結局は、奢ってくれるとか、プレゼントをくれるかだけでなく、そのことも含めてトータルで相手から愛情を感じ取って、自分も愛情を返していくことが大切なんだ。

いつも奢ってくれる彼氏の場合、素直に喜ぶことが彼にとってのプレゼント

彼氏がいつも奢ってくれる場合は、彼女を喜ばせたいと素直に想っていてくれている。
申し訳なく思ったり、こちらは何を返せるか考えたりはするけど、物やお金を返すよりも、まずは素直に喜び、いつも感謝を伝えることが彼にとっての最高のプレゼントなんだと思う。

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