彼も私も車の運転したくない 続 恋人と61回目のデート

大好きな彼と恋人になって6年目のバレンタインデートは、サイゼリヤでランチしたり、ゲーセンで彼の得意なゲームを一緒にプレイした。

あと、その日は私の免許合宿の直前だったので、ランチしている時に彼からマニュアル車の運転の難しさや心構えを教えてもらった。
私は卒業間際の免許取得だったけど、彼は学生時代の早いうちに免許合宿に行っていたので、体験談を教えてもらえたのは心強かった。

彼が免許合宿に行っていた時、慣れない環境で不安だったのか、いつもわりと淡白な彼が珍しく「早く帰ってRiaに会いたいなぁ・・・」等の愛情たっぷりのメールをくれていた。
「免許とったら、車でどこか連れていってほしいな(*^ω^*)」ってメールを返すと、「Riaをどこかに連れていくために免許とりに来てるからねw」って返信が来て、彼とドライブデートができるのをすごく楽しみにしていた。

でも、免許合宿から帰ってきた時の彼は考えが変わっていた。
「免許を取ると、運転の恐ろしさがよくわかる。自分がどんなに気を付けていても、他の車や人が原因で事故を防げない場合があることを知ってしまったから、運転したくない。」

私も、その話を聞いて恐ろしくなった。
ニュースで見る車の事故はすごく痛ましいのに、自分が気を付けていても事故が起こるなんて嫌だ。
だから私は、彼とドライブデートをしないことに大賛成した。

しかし、就職したら営業で必ず運転をしなければならなかった私は、自分の実力と運命を恨んだ。

エルセーヌ

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