連絡がなかなかとれなくて心配した 恋人と39回目のデート 未遂 東日本大震災

前回のデートから、約一ヶ月後の3月11日。
その日に、東日本大震災は起こった。
東京は死者が多く出る程の被害にはならなかったが、それまでに遭遇したことがない状況に唖然となり、空気が沈んだ。

私はその日、恋人に会う予定だった。
大学の劇団の稽古に行くという理由をつけて早い時間に研究室を抜け出し、私達の家の近所の方向へ向かう電車に乗っていた。

あと一駅で、恋人と待ち合わせの駅に到着するという時。
少し、揺れを感じた。
最初は、電車の揺れが少し大きくなっただけかなと思っていたが、電車が急停車した。
車内アナウンスが入り、震度5の地震が起きていることがわかった。
窓から外を見ると、大きな柱が揺れていた。
車内では、皆が脅えたり警戒していた。
電車は元から揺れるので、その時は地震の規模が実感できなかったが、大変な被害が出ていたことを後から知った。

私の家の最寄駅の電車は一週間止まり、暫く学校には行けなかった。
デートの予定だった震災当日も、電車が止まってしまったので、家まで歩いて帰った。
携帯電話の電波が悪く、恋人からの電話もメールも届くまでに時間がかかった。

恋人は、地震の時間には既に待ち合わせの駅に到着していて、転んで足を怪我してしまったそうだった。
あと、お母さんのことが心配なので、今日会うのはキャンセルさせて下さいというメールが来ていた。
帰宅後、恋人からの連絡はすぐに来なくて不安だった。
彼から連絡が来るまで、毎晩、彼の夢ばかりを見ていた。
暫くして彼から連絡があり、彼も彼のお母さんも無事だということが確認できて安心した。
私の家も本棚等が倒れたらしいが、家族は無事だった。




自信がグングンよみがえる!バイタルアンサー

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