彼からLINEが来なかった日

大好きな彼と恋人関係になってから、もうすぐ2年を迎える頃のある日。
私が履いていたジーパンに空いていた穴が、広がった。
そして、私にとっての更なる大事件は、その日は彼から連絡が一通も来なかったのだ。

彼からのLINEの頻度がだんだん減っていき、ついに一通も来なかった事件

メールはもともと、絶対に届くという保障はなく、何らかのエラーで届かないこともあるそうだが…
それまでは必ず、彼は一日に少なくとも一通は連絡をくれていた。
因みに、恋人になって最初の頃は連絡は一日5通で、だんだん減っていたが、毎日必ず連絡してくれていた。
一日辺りに彼が連絡をくれる回数や時間帯はだいたいきっちり決まっており、こちらが疑問形で送ったり、よほど彼が興味を持つ話の内容以外は、一日に決まった連絡の回数を超えたら続きは翌日になっていた。
特に急ぐ内容でなければ、こちらが疑問形で送っても、返信は翌日だった。
それでも、毎日連絡をくれているだけでも、嬉しかった。

彼から連絡が一通も来なかった日は異例で、私は大きな不安に襲われた。
そういう日に限って夜もなかなか眠れず、いつまでも返信を待ってしまった。
このまま連絡が毎日ではなく一日おきになり、ついに彼から連絡が全く来なくなったらどうしよう…と思った。

だが、翌日からは何事もなかったかの様に、彼から一日一通の連絡が来た。
連絡について最初から何か約束をしたり、法律を作っていた訳ではないので、「何で昨日連絡くれなかったの?」とは聞けなかった。

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